学校概要

知事挨拶

静岡県知事 川勝 平太

 本県は、県政運営の基本理念に「富国有徳の美しい“ふじのくに”づくり」を掲げ、世界共通の目標となるSDGsのフロントランナーとして、誰もが努力をすれば人生の夢を実現し、幸せを実感できる地域づくりに取り組んでいます。

 その実現のためには、「技芸を磨く『才徳兼備』の人づくり」、すなわち、霊峰富士の姿のように、気品をたたえ、和を重んじる人格を持ち、豊かな富を創出する「有徳の人」の育成が大変重要です。

 本校の基本理念である「現場に立って、自ら考え、行動できる人材を育成」の下、ものづくりの現場で活躍する高度な技能者を育成する日本一の「実学の府」を目指し、令和3年4月に開校します。

 本校で学ぶ皆様一人ひとりが、ものづくりの現場における立派な技能を身に付け、自らの夢を実現するとともに、本県産業を支える掛け替えのない「有徳の人」として未来に羽ばたいていくことができるよう、全力で応援します。

静岡県知事 川勝 平太

校長挨拶

県立工科短期大校長 柳下 福蔵

 静岡県立工科短期大学校は、グローバル化や科学技術の大きな変化に対応できる人材を育成するため清水技術専門校と沼津技術専門校を統合し、令和3年4月に開校いたしました。

 本校は、『現場に立って、自ら考え、行動できる人材の育成』を教育理念とし、総授業時間の6割を実験・実習の実技科目に充て、少人数の学生が最新の設備を使用したマン・ツー・マン教育により、確かな技術を身に付けることができる「実学の府」を目指しています。

 高齢化が進み、脱炭素が必須となるこれからの社会において、県東部のファルマバレー、中部のフーズサイエンス、西部のフォトンバレーの各産業は世界各国が目標としているSDGsの基盤となる産業であり、県内の企業はこれら産業の持続的発展に貢献しています。

 本校は、これら県内企業の製造現場で課題を発見し、自ら考え解決に向けて行動できる確かな技術を身に付けた頼もしい人材を育成してまいります。

県立工科短期大校長 柳下 福蔵